【選手の仕事紹介】太くて固いの星ぃ野勘九郎

①仕事のある日の一日のスケジュール

9:30 起床&ネタライブのオーディションに向けて出発


10:30~11:20 事務所到着。ネタ見せまで相方とネタ合わせ。その間にネタ見せの会場の端で他の人のネタを見学したり、先輩後輩同期と喫煙所での談笑したりする時間がかなり好き。


11:20~13:00 作家さんにネタ見せ。ネタ終了後は講評とオーディション結果発表まで待機。後ろで他の人のネタを見たりする。


13:00~14:00 オーディション結果発表。二次選考通過。作家の方から講評をいただく。「相変わらずネタが雑だよねー」とのこと。全くもってその通りであるので「そうですよね~」とヘラヘラ笑う。


14:00~19:00 一時帰宅。ネタへのインプットと称したYouTubeでの動画鑑賞。夜のライブでやるネタの確認。


19:00~21:00 下北沢に到着。相方と合流、公園でネタ合わせ。


21:00 ライブ会場に到着し、先輩に挨拶。以前、見学しに行ったら「せっかくなら今日トップバッターでネタやって良いよ」と言っていただいてから、毎回トップバッターでネタをさせてもらっている超ありがたいライブ。


21:50~ ライブ開演。トップバッターでネタ披露。今回はエンディングのコーナーにも参加させていただけた。ラッキー!


23:00~0:30 終演。先輩達と近所の居酒屋で打ち上げ。プロレス好きの先輩に有給プロレスのチケットの手売り成功!


0:30~1:00 解散~帰宅。帰り道、ライブ見学に来ていた先輩のコンビが解散する事を聞きドンヨリした気分になる。


1:30 ドンヨリ気分のまま就寝。


②今やっている仕事を選んだ理由

 幼稚園の頃からの夢だったから。


 年長の時に幼稚園が老人ホームになるため転園を余儀なくされた。それまでは女の子と遊んでるような内気で人見知りな子供だったんですが(今は女の子と遊べていない)、転園先で緊張からちょっとフザケたらいつの間にか人気者になれました。


 この経験に味をしめて、自然とお笑い芸人になろうと思うようになりました。まだ仕事にできてはいないんですが!!


③仕事とプロレスを両立するうえで意識していること

 他の社会人と違って時間や日程はかなり融通ききますし、考える時間もかなりあります。そこは学生時代と何ら変わりなく過ごせています。

 

 ただ生活、考えの軸足はお笑いでなければいけないと思ってるので、ライブや稽古が入りそうな日には試合組まないようにしてます。


④プロレスの経験が仕事に活きたこと

 声量と表情、プロレスをしてきたという経歴とか沢山あります。その中でも一番は活きてる事はスイッチを手に入れたことです。


 自分は学生プロレスの頃から他の選手より声と表情は意識していた自負があります。僕は普段から声がデカイわけではないですし常に目がキマッてるわけでもないですが、リング上がった時はスイッチ入れて声デカ目ガンギマりレスラーになる。そういうスイッチを持ったことはお笑いにかなり活きてると思います。


⑤学生へのアドバイス

 自分は大学時代に学生プロレスを始めて本当に良かったと思ってます。それは「プロレス面白い!プロレスは最高なんだ!」という感情ではなく、自分の目の色が変わるものを見つけれたからです。


 僕はプロレスやってる時、そしてお笑いやってる時のスイッチが入ってる時の自分が好き!普段の自分なんて全然好きじゃないんで(笑)


 いやぁ、この生活で大金貰えたら最高なんだけどなぁ~!自分は他の選手と違ってしっかり社会人やってるわけではないので僕から言える事は学生の皆さんも今のうちに今後仕事にしたいことでも、ただの趣味でも、自分の目の色が変わる事を見つけてほしいです。

社会人プロレス後楽園ホール大会 公式サイト

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